頑張る人の物語

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第2回 『 教育を通じてよりよい世の中に

 『教育を通じてよりよい世の中に』

 これが船橋の『やりたいこと』であり、ウィル・シードの理念だ。ウィル・シードは研修企業だ。大きくは企業内人財研修と小・中学校をメインとした学校教育事業を手がけており、トレーディングゲームという教育研修プログラムを主力の商品としている。

 トレーディングゲームとは、もともとイギリスのNGOが南北問題を身をもって学べるように開発した体験型ゲームで、これを船橋が応用して人材教育にも活用できるようアレンジした。

 参加者はアメリカ、インド、中国、日本といった国名からなるチームを編成し、予め与えられた資源や道具そして人員を活用して製品を生産し、他チームとアライアンスなどを組みながら最終的に売上げ1位を目指す。

このゲームに勝つには様々な要素が要求される。斬新な発想力、行動力、他人とのコミュニケーション、ビジネスの仕組みの理解など、普段の生活、ビジネスをする上での必要な多くの要素が勝利するために求められている。

このゲームを通じて参加者は自らの強みや弱みに気づき、他人との協調性の必要性に気づき、社会の構造に気づく。多くの“気づき”を与えていき、人に成長の必要性を感じさせる疑似体験をさせてくれるゲームだ。

 実際に多くの人がこのトレーディングゲームを通じて気づきを得て、日常の仕事や生活に活かしている。わずか3年で大手企業を中心に170社以上にこのトレーディングゲームが導入されてきたということからもその効果が分かる。

 社会的な理念を提唱するだけではなく、実際に事業としても素晴らしい成果を挙げているこの会社は、多くの教育関係者からも高い評価を得ている。また船橋を評価するのは教育関係者だけにとどまらず船橋は2003年に世界経済フォーラムより『ニューアジアンリーダーズ』に選ばれた。世界経済フォーラムとは世界中の経済界・政界のキーパーソンが集まる会議であり、ここから日本では6人しかいないニューアジアンリーダーズに選ばれるということは非常に名誉あることだ。


船橋は「教育を通じて世の中をよりよくしよう」としている。そして、そのことに対して多くの人から共感を得て、高い外部的評価を得ている。だが、『教育』という言葉も『よりよい世の中』という言葉もすこし曖昧だ。

これらの言葉をもう少し分かりやすい言葉で語るためにも、船橋が送ってきた半生を振り返ってみたい。

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