頑張る人の物語

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第3回 『 他人を“知ること”こそが幸せへの第1歩

 船橋が理想とする世の中とは、“世の中の人全員が幸せになれる”状態だ。彼の定義する『幸せ』とは嬉しいことや楽しいことが溢れかえっている状態ではなく、辛いことや苦しいことなどが最低限取り除かれた状態を指している。

 貧しいことは決して不幸なことではない。障害を持っていることは決して不幸なことではない。

子供の頃に様々な国を旅して、様々な環境に住んだ船橋はこのことを実感していた。しかし、人は人を不幸にすることができる。意識的であれ無意識的あれ、人は貧しいと不幸と思ってしまい、それに該当する人を不幸な人というレッテルを貼ってしまう。

そして、そのレッテルを貼られたことに気づいた人は自分を不幸と思ってしまう。こうしたことにより人はより多くの幸せでない人を作りだしてしまう。

 こうした問題を解決する最大の方法は『知ること』だと船橋は考えている。

このような事が生じてしまう理由は、色々な生き方があること、色々な価値観があること、色々な楽しみ方があることを人がただ知らないからではないか。偏見や差別を持ってしまうのも、ただ悪意が最初からあるのではなく、単純に相手のことを知らずに自らの価値基準だけで全ての物事を見ようとしてしまうからなのではないか。

人にはそれぞれどうしようもないことはある。それは一つの個性であると認めていければこうした偏見は無くなっていくのではないか。そう船橋は考えた。

 そして、様々な考え方や価値観がある事を多くの人に伝えていきたいという思い。それが船橋の中でいつしか教育という言葉で理解され、「教育を通じてよりよい世の中を」つくりあげていきたいと思うようになった。

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