頑張る人の物語

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第4回 『 厳しい家庭内教育

 このような考えを持つようになった青年は、二人の姉と一人の兄を持つ4人兄弟の末っ子として、優しい母親と厳格な父親の間で育った。

 船橋の父親は大手商社の役員をしており、船橋が子供の頃から世界各国を飛び回っていた。父は船橋に対して厳しいしつけと様々な世界を見せることで成長を促していった。

 家がカトリックであったせいもあったのかもしれない、だがその理由だけでは済まされない程に幼い頃の船橋は『倫理観と自立』に関して徹底したしつけを受けた。特に金銭面と意思決定に関しての父親の教え厳しかった。金銭的にだらしなくならないことと自分のことは自分で決めること、これを子供の頃から船橋は要求されていた。

 たとえば、子供の頃に10円安い牛乳を1時間かけて歩く所に買いに行かされることもしょっちゅうあった。また、小遣いもほとんど貰えなかったし、高校受験の時も第1志望の学校しか受けさせず、それ以外の高校に入った場合学費は払わないといわれた。進路なども特に親がこうしろと言うことも無かった。全ての意思決定は船橋自身に委ねらていた。

 もちろん、父親は日本有数の大手商社の役員なので裕福なはずだった。しかし、船橋の父は世の中には色々な人がいるということを伝えるためか、子供にも自立を求め、自らの人生を自らで決めさせていた。そして、自分が決めたルールについては父親自らも厳守し、自ら『倫理観と自立』を守る人間を保っていた。

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